✔修理の目的
転倒によるガラス面のひび
✔修理の決め手
高額な強化ガラス以外の修理方法
✔得られた効果
安価な修理費用で再利用が実現
お客様はネットの販売サイトでご購入されたと言う事でした。販売元からは新規購入を勧められ修理対応は出来ないと断られたそうです。
お客様は購入から6ヵ月しかたって無い事もあり、買い替えより修理をご希望でした。
通常この様なケースの修理は、製造メーカーに連絡後、強化ガラスが予めはめ込んでいる状態の部材をオーダーします。(その方が結果的に安価に収まるから)
しかしメーカ対応はできないと言うので、日本での強化ガラスの張替を見積ってみました。
想定通り15万円(購入金額の約半額)を超える金額でした。
強化ガラスをサイネージケースの縁に専用強力ボンドで接着するというとても手間がかかる作業なので、必然的に高額になってしまいます。
幸いにも今回のケースは、強化ガラスが破損した際に飛散しなかった事からパネル損傷は無い状態でした。
本来ならば強化ガラスでの修理が望ましいのですが、高額修理になってしまうので同時にアクリル板での修理を提案させていただきました。
その理由としては、設置場所の日照時間が1日を通して約1時間程度と言う事と、破損したサイネージはそもそも「日照に対しての回避措置を講じて無い機器」であったという事からです。
購入時の取扱い説明書を良く見ると、直接太陽光が射し込む場合は「サイネージを影側に移動して下さい」と記載がありました。お客様は毎日、規定時にサイネージを移動させていらっしゃいました。
お客様へご説明後、5mm厚のアクリル板での修理となりました。
弊社では販売時に動産保険に加入しているので、万が一の事故対応ができますが、ネットで販売のみしている業者はそれが難しい対応となります。
あきらめかけていたが修理し、再利用をできたことでご納得いただけました。
屋外に設置するデジタルサイネージは様々な環境下で使用されているという事が再度確認できました。
今後、屋外設置サイネージ導入の際は設置環境の詳細をより具体的に把握した上で、最適なサイネージをご提案して行くことがお客様の最終的なメリットとなる事を再認識しました。
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