こんな方法も!ローカルエリア接続で低コスト運用
目次[非表示]
- 1.サーバー代、ネット接続料不要
- 2.使用条件で低コストも実現
- 3.具体的な使用例
- 4.実際のコストシュミレーション
- 5.まとめ
サーバー代、ネット接続料不要
今回はテレビやPCモニターなどを使ってのサイネージの運用について。低予算でのサイネージ導入の提案です。
前出のブログ(ネットワーク型 [ クラウド型 ] デジタルサイネージ )でお話したようにクラウド型導入は設備費用がネックになります。
「ネットワーク型 ( クラウド型 )デジタルサイネージ」記事をご覧になっていない方はコチラ
↓
実は使用条件にもよりますが、設備費用が極力抑えられる「ローカルエリア」接続での活用方法があります。
要するにプロバイダに加入せず、インターネット接続料を支払わずいわゆる「クラウド型」デジタルサイネージを運用すると言うお話しです。
使用条件で低コストも実現
「使用環境」
同じフロアなど比較的限定された領域範囲内運営の販売店など、売り場とコンテンツを管理する事務所の場所が階をまたがず同じ階数にあるのが絶対条件です。
「必要な物」
・パソコン 1台
※Windows7以上のデスクトップパソコンもしくはノートパソコンどちらでも可
・Wifiルーター 1台
※ストレス無く遠隔操作出来るサイネージの台数は10台未満となります。(使用方法を順守するのが前提条件)
・コンテンツ遠隔送信が出来るSTB 1台
具体的な使用例
小規模なスーパーマーケットの場合を例にあげます。
サイネージは売り場面積に合わせて、10インチから42インチまでのラインナップで8台と仮定します。
1.コンテンツ差替えが簡単
まず事務所にパソコンをセットします。
これで管理者が遠隔操作でコンテンツの内容を更新、または差し替えることが可能となります。
必要な広告はみなさんお馴染みのワード、エクセル、パワーポイントで作成して下さい。
紙ベースで作成していた手順と同様となります。
たったこれだけで、この後に想定される下記の作業を省く事ができます。
① 売り場に合わせて必要枚数を印刷する
② 出来たポップを現場に貼り行く
③ 必要に応じ1枚ずつラミネートする
従って用紙代、インク代金、ラミネート代が節約された経費となります。
売り場に合わせた広告、価格タグ、メーカーからのサンプル広告などのコンテンツは、パソコンを利用して簡単に該当のサイネージに送信出来ます。
そればかりではありません。
アルバイトやパート従業員の作業時間を大幅に削減できます。
机の上に座ってのキーボード操作で全ての広告及び価格の入替が出来るからです。
上記のような作業を店長さんもしくは副店長さんが行う場合でも同様です。今まで作業にかかっていた時間を他の作業にまわす事で作業効率が上がり、モチベーション向上にも繋がります。また残業代などコストも激減します。
2.即効性のある「広告」を打てる
営業中でも瞬時に「広告内容」を変更する事が出来ます。
パワーポイントで動画を作れば音を出すことも可能です。
鮮魚売り場でも、野菜売り場でもタイムセールを直ぐに開催し集客を行うことができます。
急遽決まったタイムセールでも、わざわざポップを用意することなく金額、時間の変更などのコンテンツ放映を瞬時に行えます。
売り場責任者の裁量を充分に発揮出来る優れたアイテムになります。
実際のコストシュミレーション
以下に「ローカルエリア」接続で活用した場合の、導入金額を試算してみましたのでご参考ください。
以上を参考にしていただけると分かるように、運用コスト的にもとても経済的です。
まとめ
コスト、手間の削減は一目瞭然ですね。
デジタルサイネージは導入方法によって、価格が大幅に下げることができます。
お客様はそれぞれ必要とされているもの、環境、予算が違います。
その要望に見合ったサイネージ導入のお手伝いをさせていただく事が、弊社スタッフのやりがいにつながっています。
実際に今までかかっていた労務費及び諸費用と、新規サイネージの導入費用をよく対比して、的確な方法を模索しましょう。