デジタルサイネージの短期・中期・長期レンタルの利用方法を解説
デジタルサイネージはレンタルサービスを行っている会社があります。決まった期間だけデジタルサイネージを利用したい場合におすすめです。
また、手元にまとまったお金を残しておきたいときや、会社の資産を増やしたくないケースで戦略的にレンタルを活用する方法もあります。
デジタルサイネージのレンタルには、短期イベントなど数日だけ利用したい場合の「短期レンタル」、数か月単位で借り受けする「中期レンタル」、数年利用する「長期レンタル」があります。
目次[非表示]
- 1.レンタルができるデジタルサイネージ機器
- 1.1.屋内用液晶デジタルサイネージ
- 1.2.屋外用液晶デジタルサイネージ
- 1.3.LEDビジョン
- 1.4.その他
- 1.5.デジタルサイネージレンタル機器の注意点
- 2.デジタルサイネージレンタルの利用期間
- 2.1.デジタルサイネージの短期レンタル
- 2.2.デジタルサイネージの中期レンタル
- 2.3.デジタルサイネージの長期レンタル
- 3.レンタルサイネージを設置・撤去する方法
- 3.1.お客様自身で行う場合
- 3.2.レンタル業者が行う場合
- 3.3.レンタル機器の運搬
- 4.デジタルサイネージレンタルを見積する場合に必要な情報
- 4.1.使用場所(納品場所)の施設名と住所、担当者名と電話番号
- 4.2.レンタルしたいデジタルサイネージの大きさと設置方法、台数
- 4.3.レンタル開始日と返却日
- 4.4.デジタルサイネージでどのようなことがしたいか
- 5.デジタルサイネージのレンタル依頼方法
レンタルができるデジタルサイネージ機器
デジタルサイネージのレンタルには、様々な機器が用意されています。では一体、どのようなデジタルサイネージがレンタル可能なのでしょうか?
屋内用液晶デジタルサイネージ
主に屋内(室内)で使用できるデジタルサイネージです。画面の縦横やサイズが選べます。また、壁掛けタイプや移動式スタンドタイプなどの設置方法も選択できます。
商業施設や小売店舗での販促用、企業のエントランスにウェルカムボードとして設置するケースなどが多く見られます。また、近年では会議室の大型モニターに使用することも増えています。
屋外用液晶デジタルサイネージ
屋外に設置するデジタルサイネージです。雨風やホコリの影響を受けることなく、安定した映像表示を行うことができます。
屋外エントランスでの情報提供に適しています。こちらも画面の向きやサイズ、設置方法を選ぶことができます。
LEDビジョン
屋内外問わず、大画面を利用したいときにおすすめなのがLEDビジョンです。こちらは数十センチ角のLEDパネルを並べていき、好きな大きさに仕上げることが可能です。
基本的には屋外で使用しますが、屋内でも設置することができます。主にビルの壁面に設置したり、建設現場の朝礼看板に組み込んだりして利用します。
その他
タッチパネル式や体温感知、顔認証など、使いたい用途に合わせてレンタル機器を用意することも可能です。
デジタルサイネージレンタル機器の注意点
レンタル機器は在庫の関係で対応できない場合があるので、まずは問い合わせをしてみましょう。
また、希望納期に間に合うかどうかも先に確認しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
デジタルサイネージレンタルの利用期間
デジタルサイネージのレンタルには短期・中期・長期の3パターンがあります。それぞれの特徴を解説していきます。
デジタルサイネージの短期レンタル
数日~数週間だけデジタルサイネージをレンタルすることを短期レンタルと呼びます。1日からの利用が可能で、価格は機器のレンタル料と利用日数によって変わります。
設置作業、撤去作業や配送を依頼する場合には別途費用が加算されます。東京ビッグサイトや幕張メッセなどでのイベントや、店舗のセール期間中の使用におすすめです。
デジタルサイネージの中期レンタル
1か月〜半年程度レンタルする場合は、月単位でのレンタル契約になります。月単価を算出し、月払いか一括払いが選択できます。
デジタルサイネージの長期レンタル
デジタルサイネージを常設したいが初期導入コストを抑えたい場合や、デジタルサイネージを資産化したくない場合におすすめです。また、数年に及ぶ大規模な建設現場への設置などでも多用されます。
購入よりもコストを下げられることが特徴で、月払いや年払いでの支払いが可能です。
レンタルサイネージを設置・撤去する方法
デジタルサイネージを設置・撤去する場合には「お客様自身での設置作業」と、「レンタル業者に依頼する」方法があります。
お客様自身で行う場合
お客様が設置や撤去作業を行うときは「作業料」がかかりません。しかし、作業中にトラブルが生じるとすぐの対応が困難になりますので、未経験の方にはおすすめいたしません。
また、機器の故障等が起こってしまうとお客様責任となりますので、先に理解をしておくことが必要です。
レンタル業者が行う場合
設置作業を依頼する場合には、設置工事や機器設定、利用方法のレクチャーまで行ってくれることが嬉しいポイントです。
設置作業費はかかってしまいますが、安心してデジタルサイネージを利用するためにはこの方法を取るのがベストです。
レンタル機器の運搬
機器の受け取りはこちらが配送する事が基本ですが、お客様にて引き取りに来ていただくこともできます。そうすることで運送コストを削減することができます。
ただし、配送中のトラブルや機器の故障・損傷が起こった場合にはお客様責任となりますので、十分に注意いただくことが必要です。
デジタルサイネージレンタルを見積する場合に必要な情報
それでは最後に、デジタルサイネージをレンタルする場合に必要な情報をまとめておきます。問い合わせ時に伝えていただくことで見積もりがスムーズに行えます。
使用場所(納品場所)の施設名と住所、担当者名と電話番号
納品設置や撤去作業を業者側で行う場合に、使用場所の施設名と住所、担当者の連絡先が必ず必要です。また、運用中にトラブル等が発生した場合に訪問修理を行う場合があります。
レンタルしたいデジタルサイネージの大きさと設置方法、台数
レンタルを希望する機器の情報が必要です。画面の大きさと壁掛け設置か、スタンド設置なのかを決めておきましょう。必要台数もお伝えください。
レンタル開始日と返却日
納品の希望日と返却日を伝えましょう。検討段階ではっきりと決まっていない場合には、予想されるレンタル期間を伝えましょう。
デジタルサイネージでどのようなことがしたいか
「広告目的で店舗で使用したい」「会社のエントランスでウェルカムボードみたいに利用したい」「建設現場の朝礼看板として使いたい」など、利用の目的を伝えましょう。
デジタルサイネージのレンタル依頼方法
必要な情報を電話やメールでレンタル対応業者に伝えて見積依頼をします。問い合わせは納期に余裕をもって行うことがポイントです。
見積が問題なければレンタルの発注をします。この時、支払方法を確認しておきましょう。また、機器の運搬や設置を業者に依頼する場合には、具体的な納品日時などを打合せしておきましょう。