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デジタルサイネージは価格だけじゃない! 総合力で購入会社を選びましょう


デジタルサイネージの導入を検討する場合に重要なことは「導入コスト」や「やりたいことが実現できるか」です。また、「販売会社の提案力や対応」「保証内容」「壊れた時の対応方法」など、何を最重要視するかは人によって違うことでしょう。

デジタルサイネージという代物は、買って終わりではありません。自動車や住宅と同じで、使用している間に故障や不具合が生じることもあります。導入から何年間そのデジタルサイネージが使用できるかどうかはわかりません。機器の寿命はメーカーや設置環境により大きく左右されるからです。

また、使い方や運用方法に不安がある方もいらっしゃると思います。お客様の心配事を解決できるか否かもポイントになります。

では一体、デジタルサイネージの購入についてどのような販売会社を選ぶべきなのでしょうか?答えは「総合力」です。初めてのデジタルサイネージ購入でどの販売会社にすればよいのか分からない場合には、最低3社以上に問い合わせをして下記の項目について各10点満点で評価をし、合計点が最も高い販売会社にしましょう。

見積り価格(導入コスト)
  点
導入実績や導入件数の信頼性
  点
保証期間とその内容
  点
ウェブサイトの内容
  点
色々聞いてくれるかどうか
  点
メール返信、電話など折り返しの速度
  点
質問に対して明確な返事があるか
  点
支払い方法が希望に沿うか
  点
壊れた時の対応方法
  点
納期が間に合うかどうか
  点



目次[非表示]

  1. 1.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント1.「見積り価格(導入コスト)」
  2. 2.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント2.「保証期間とその内容」
  3. 3.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント3.「色々聞いてくれるかどうか」
  4. 4.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント4.「質問に対して明確な返事があるか」
  5. 5.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント5.「壊れた時の対応方法」
  6. 6.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント6.「導入実績や導入件数の信頼性」
  7. 7.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント7.「ウェブサイトの内容」
  8. 8.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント8.「メールの返信スピード、電話に出てくれるかなど折り返しの速度」
  9. 9.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント9.「支払い方法が希望に沿うか」
  10. 10.デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント10.「納期が間に合うかどうか」
  11. 11.デジタルサイネージを任せる販売会社を選ぶポイント

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント1.「見積り価格(導入コスト)」

まず最初に誰しもが気になるのは、デジタルサイネージの導入コストです。本体価格はすぐに比較ができますが、価格やメーカーによってできることやできないことがあります。また、デジタルサイネージの導入には機器代金だけでなく、設置費用や送料などの諸経費がかかります。

そのため見積もりを取る際には必ず諸経費を含めた総合計のものを依頼しましょう。もちろん初期の段階では相手も設置場所や環境の判断がつきにくいため、詳細見積はなかなか算出することができません。概算でどのくらいになるか、計算できるか聞いてみましょう。

「現場を見ないと概算見積すら出せない」というような販売会社が仮にあるとしたら、その時点で候補から外したほうが良いかもしれません。多数の実績や経験があれば、概算見積は提出ができるはずです。

価格については最重要視される方が非常に多い項目ですが、最も安くデジタルサイネージを手に入れようと思えば、インターネット販売で機器だけ購入して自分で設置する方法があります。その場合にはしっかりとした日本語マニュアルがあるかないか、故障した時に対応してくれるのかどうかを事前に確認しておきましょう。

過去、弊社に修理依頼があったお客様の例ですが、インターネットショップで格安の中国製デジタルサイネージを購入されたのですが、販売店は修理対応ができないということで買い替えを提案されたというケースもあります。

と言っても、「安いものがダメ」というわけではありません。故障してもしっかりとしたアフターフォローをしてくれるのであれば問題はありませんが、サービスの不行き届きも含めて格安であることが一般的です。

他社と比べてそれほど価格差がない場合には、さほど導入コストを意識せずに信頼できる製品や販売会社を選ぶほうが良いでしょう。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント2.「保証期間とその内容」

デジタルサイネージ本体にはメーカーの保証期間が設けられていることが一般的です。無保証の製品や販売会社があるとしたらその時点でアウトです。メーカー保証とは製品の信頼性を意味します。1年~3年程度のメーカー保証期間が付いてくることが多いです。

保証の内容も重要です。その多くは適正な使用場所で問題ない使用方法をしていれば保証の対象となります。ただしイタズラや外的要因による故障(飛び石や落雷など)は保証対象外となることがありますので、しっかりとチェックしておきましょう。

販売会社によっては延長保証やメンテナンス契約に応じてくれる場合もあります。長期間安心してデジタルサイネージを利用したい場合には、別途延長保証・メンテナンス契約ができるかどうかも確認をしておくことをおすすめします。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント3.「色々聞いてくれるかどうか」

デジタルサイネージの販売会社を選ぶ上で最も重要なことのひとつが、この項目かもしれません。しつこいくらいに色々なことを質問してくる販売会社のほうが信頼がおけます。即ち、お客様がお困りにならないように事前に詳細をお聞きし、間違いのない提案をしたいということなのです。

単にデジタルサイネージの設置と言っても、設置場所がどのような場所であるかだったり、設置の方法は壁掛けなのか、スタンドで設置をするのか、画面の大きさ、配信方法など様々な要因をはっきりとさせてからではないと最終仕様が決まりません。

あまり質問をしてこない販売会社はあまり親身とは言えません。お客様の言う通りのものを販売するのであればアドバイザーではなくただの販売員です。それならインターネットショッピングで買うほうがましかも知れません。

なので、問い合わせに関して根掘り葉掘り質問をしてこられる場合には、「面倒だな…。」とは思わずに、「熱心に色々聞いてくれているな。」と考えてあげてください。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント4.「質問に対して明確な返事があるか」

お客様の質問に対して明確な返事があるかどうかもポイントです。これは返事の速度のことではなく、間違いのない返事をしてくれるかということです。いくらデジタルサイネージのプロでも、すぐに質問に対する答えがすぐに出てこないケースもあります。

そのような場合に、その場しのぎで適当な返事をされると大体わかります。時間がかかっても調べて折り返しをしてくれる販売会社のほうが信頼できるでしょう。電話で問い合わせをした場合には必ずメモを残しておき、後日同じ質問をしてみるのも良いかもしれません。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント5.「壊れた時の対応方法」

デジタルサイネージの販売会社でトラブルになりがちなのが、壊れた時の修理や対応方法です。もちろん壊れなければこのような心配はないのですが、特に屋外の過酷な環境で使用するようなデジタルサイネージには、どこのどのデジタルサイネージを設置してもトラブルは遅かれ早かれ起こります。

そのため経験値のある販売会社なら、明確な故障時の対応方法がすでに用意をされています。ベストは販売会社が修理部門を持っていて、自社で修理対応ができることです。販売だけを行う代理店等の場合にはトラブル時の対応をしっかりとチェックしておくことが大切です。

判断は難しいかもしれませんが、壊れたときに連絡したらすでに販社が廃業していたというケースも散見されます。5年後、10年後にも修理対応が依頼できるかどうかもなんとなくでも構わないので、検討材料とするほうが良いでしょう。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント6.「導入実績や導入件数の信頼性」

デジタルサイネージは机上の理論ではなく、実際に設置をして運用をサポートする経験値が物を言う場合が少なくありません。名のある企業への導入実績や沢山の導入実績がある販売会社は、それだけお客様に指示を受けているという証です。

選ばれるということは信頼性が高いことです。導入実績がWEBサイトに掲載されているかどうかを確認して、時間があれば気になる導入事例を確認しておきましょう。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント7.「ウェブサイトの内容」

デジタル化が当たり前となった世の中で、デジタル機器を扱うのにウェブサイトで充実した発信ができていない販売会社は悪いとは言いませんが、本当に信用できるのか心配ではあります。そもそもがそのような会社には問い合わせを控えるのではないでしょうか?

商品ラインナップや価格だけではなく、使用方法や設置事例、保証やメンテナンスについてもきちんと言及をしているサイトの販売会社であればしっかりとした経験と土台があり、評価に値すると思われます。

不明な点は気にせずに、WEBに載っている電話番号や問い合わせフォームから質問してみましょう。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント8.「メールの返信スピード、電話に出てくれるかなど折り返しの速度」

デジタルサイネージを扱う会社の規模は大小様々です。メールや電話に対するレスポンスはもちろん早いに越したことはありません。多くの社員を有する販売会社では連絡は取れても、担当者からの折り返しが遅かったり、質問に対する答えに時間がかかる場合もあります。

逆に規模の小さい会社では受付や現場対応を少人数でこなしていることもあり、なかなか返事が来ないこともあります。

ここでポイントにしたいのが、すぐにメールの返事があるとか、すぐに電話に出てくれる(折り返しがある)ということではなく、質問に対するしっかりとした返事が返ってくる速度です。

これは購入時のみならず、トラブルが起こった際にも同じような時間がかかると考えて良いと思います。評価の対象として加えておくことをおすすめします。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント9.「支払い方法が希望に沿うか」

デジタルサイネージの決済方法は販売会社により違いがあります。例えば現金振込やリース契約、小切手や手形などです。

現金払いの場合には納品後の一括払いや手付金を求められるケース、全額事前入金等様々な支払い方法があります。デジタルサイネージは受注生産をすることが多く、販売会社とすればキャンセルになると他の売り先がなかなか見つからず、とてもリスキーな商材になります。

そのため手付金の要求があったり、事前に一括払いを求められることもあります。現金支払いを希望する場合には、支払条件をしっかりと確認しておきましょう。

リース契約については取り扱いをしている販社とそうでないところがあります。リース契約希望で販社が対応できない場合には、メインバンクに相談するか、ご自分でリース会社を選んでリース会社に購入を依頼しましょう。

またリース契約をするにはリース会社の事前審査が必要になります。審査が通ってからのスタートになりますので、納期を急ぐのであれば早めに審査をしておきましょう。

手形や小切手は受けてくれる販売会社もあるかもしれませんが、拒否されることが大半です。どうしても手形や小切手でしか支払いができない場合は交渉をしてみましょう。

デジタルサイネージの販売会社を選ぶポイント10.「納期が間に合うかどうか」

デジタルサイネージの購入でトラブルになりがちなのが納期です。問い合わせの段階で発注から納品までのリードタイムは必ず確認をしておきましょう。先に納品希望日を伝えておくのも良いでしょう。

デジタルサイネージは受注生産で対応するケースが少なくなく、そのほとんどが海外の工場で生産されます。国際配送の時間も含めて1-2ヶ月が平均的な納期となります。機器によってはそれ以上の時間を要する場合もあります。

ただしメーカー品の国内在庫があるものなら数日~数週間で納品されることもあります。

デジタルサイネージを任せる販売会社を選ぶポイント


以上のようにデジタルサイネージの販売会社を選ぶポイントはたくさんあります。しかしデジタルサイネージは購入することが重要なのではなくて、その効果を安定して発揮させ、効果を持続させることが最も重要です。

機械なので絶対に壊れないと言い切ることができず、どのメーカのどの製品でも故障リスクは伴います。なので保証期間や修理対応などを含めた総合評価をする必要があるのです。

デジタルサイネージは様々な取扱業者があり、アフターの対応方法も様々です。今回の評価項目を参考に、間違いのないデジタルサイネージの販売会社を選びましょう。

そして、弊社ビザテック株式会社もその候補の中に加えていただけると幸いです。

ビザテック・コーポレート

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ビザテック株式会社のコーポレートに関するお知らせ・広報を担当します。

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