初心者必見!サイネージ選び3つのポイント
デジタルサイネージを導入したいけれど、どの様に選んで良いか分からないというご質問をよくいただきます。
今回は御社(店舗)に向いているサイネージはどの様な製品かーまずはこの疑問を解決し、数ある製品からベストなものを選ぶ方法をお伝えします。
目次[非表示]
- 1.まずは、設置場所でタイプと型選び
- 2.ディスプレイのサイズを決定
- 3.カンデラ数(輝度)の選定
- 4.まとめ
まずは、設置場所でタイプと型選び
設置場所によってタイプは大きく二つに分かれます。
• 店舗(会社)の外に置く・・・・屋外タイプ
• 店舗(会社)の中に置く・・・・屋内タイプ
タイプか決まったら次は型選びです。
これは置く場所(設置場所)の環境によって二つに分かれます。
• 「 自立型」・・・・設置スペースを確保できる。
• 「 壁掛型」・・・・据え置きスペースがなく壁にかけたい、もしくは埋め込みや天吊り施工をして設置する。
下の2点のイラストを参考にみると、
人通りが多く人目に付きやすいところである店舗店頭(青い○で囲んだ場所)には「自立型」が最適です。
屋外の看板箇所や店舗内の製品陳列箇所(赤い○で囲んだ場所)には「壁掛け」もしくは特殊サイネージが適正です。
※特殊サイネージ
ディスプレイのサイズを決定
デジタルサイネージのディスプレイは、実質7インチから100インチまで豊富なサイズがあります。
最近は32インチ~55インチの手ごろなサイズがよく設置されています。
それ以上の大きいサイズ製品になると、設置スペースが充分確保できる大型イベント会場や、ショッピングモールの空き空間などに限られているようです。
御社(店舗)の設置スペースに敵したサイズ選びをしましょう。
デジタルサイネージのサイズはインチ(inch)で表します。
ここでは実サイズがイメージし難いと思いますので、32インチを例に縦と横で実際にはどのくらいのサイズなのか見ていきましょう。
1インチは2.54cmなので32インチは32×2.54=81.28cm。これが画面の対角線の長さ(上端点から対角下端点までの長さ)になります。
デジタルサイネージのディスプレイサイズはテレビとほぼ同じなので、アスペクト比は16:9となります。
したがって縦(短辺)は39.83cm、横(長辺)は70.71cmです。(表参照)
カンデラ数(輝度)の選定
カンデラ(cd)とは?
カンデラは国際単位系(SI)における「輝度」の単位です。むずかしく語っていますが、要するに光の強さのこと。これを表す単位がカンデラ(cd)です。
この数値が高くなればなるほど画面が明るくなります。
1カンデラは一般的なロウソク1本の明るさとほぼ同じとなります。ちなみにテレビは350~400cdです。
では、どのような場面で明るさが必要になるのでしょうか?
それは日が燦々と照りつける屋外で使用する場合です。
室内、屋内で使用する場合の輝度は、400カンデラ位で特に問題ありません。
しかし屋外で使う場合は、日中使用で最低2000~2500カンデラの明るさが必要となります。
屋外使用でも運用時間が夜間のみでしたら、700カンデラでも問題ないケースもございます。
※屋外の日が照る場所に置いた二つの製品を見比べてください。左は400カンデラ、右は2500カンデラ
一目瞭然ですね。カンデラ数値が低いと映像が日射しに負けてしまいます。
まとめ
このようにデジタルサイネージの導入を検討する場合はまず、設置場所を決定もしくは想定しましょう。場所が決まればどのタイプを選べば良いか断定できます。
タイプと型が決まれば用途によってオプションも選べられ、いろんなカスタマイズが可能です。
また必要無いスペックや機能を省けば、無駄な導入費用も抑えられます。
不安でしたら専門業者へのご相談をお勧めいたします。
(弊社へのお問い合わせは無料です。お気軽にご連絡ください。)
デジタルサイネージは購入してお終いではなく、そこから運用が始まるので機械の選定はとても重要です。ここでお伝えした3つのポイントで選ぶツボはお分かりいただけたかと思います。
次回はオプションも含め、具体的にどのような使い方があるかを具体的に説明したいと思います。